5-ライン攻めについて

こんにちは、今回はライン攻めについて書いていきます。

まずは最も基本的な話からしようと思います。
そもそもラインとは何でしょうか?ラインとは、

"自分と相手キャラの中間地点に縦方向に引いた直線"

と考えてください。
ラインがステージの真ん中よりも相手キャラ側にあればラインを押している状態、逆に
自キャラ側にあればラインを押されている状態です。

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本章では、どのようにしてラインを押している状態に持っていく(ラインを詰める)かについて書きます。

 

1.ラインを詰める=間合い管理
ラインを詰める方法は、はほとんど間合い管理の考え方と同じです。つまり、
自分からの攻撃は見てから迎撃されないけど、
相手からの攻撃は見てから迎撃できる位置を取ることです。
"見てから迎撃"とはどういうことかについては、

2- 64スマブラ 立ち回りについて - shizuku0の日記

で詳しく書いたのでそちらを参考にしてください。
では、なぜ"自分からの攻撃は見てから迎撃されないけど、相手からの攻撃は見てから迎撃できる位置を取る"ことでラインが詰められるのかを次に説明します。
例えば前にも紹介した↓の画像を見てください。

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ピカチュウは、ファルコンからの攻撃(ダッシュ投げ/上スマ)を見てから迎撃できないけど、ファルコンはピカチュウからの攻撃を見てから迎撃できる状況です。
ピカチュウはこの状況になったら、ファルコンに対して距離を取ることでファルコンからの攻撃を見てから迎撃できる位置に移動する必要があります。
つまり、ファルコン側は画像の位置関係を取る/取ろうとすることでラインを詰めることができます。

 

ちなみに地上にいるファルコン、ピカチュウそれぞれに、相手がこの位置まで近づいたら自分の攻撃を見てから迎撃できない、という範囲を描いた画像が↓になります。

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この範囲を攻撃範囲と呼ぶことにします。攻撃範囲という言葉を使うと、
"自分からの攻撃は見てから迎撃されないけど、相手からの攻撃は見てから迎撃できる位置を取る"は

"相手の攻撃範囲に自分は入らず、
自分の攻撃範囲に相手が入る位置を取る"

と言い換えることもできます。

 

2.ラインを詰める方法
次に、どうやって相手の攻撃範囲に自分は入らず、自分の攻撃範囲に相手が入る位置を取れば良いのでしょうか?
これはもちろんキャラの組み合わせによって異なるのですが共通する考え方を以下に書きます。

2-1.歩きとステップ
自分と相手が共に地上にいる状態で自分の攻撃範囲の方が横に広い場合、
歩き/ステップで距離を詰めるだけでラインを詰めることができます。
例えば冒頭でも紹介したファルコン対ピカチュウがその例に当たります。

 

2-2.地上ジャンプ
落下中の自キャラと地上の相手キャラを見たときに、自分の攻撃範囲の方が広ければ
地上ジャンプでラインを詰めることができます。

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地上ジャンプについては前の章でも書きましたが、相手からの距離が近すぎるとジャンプ上昇中を滞空されるリスクが、遠すぎると着地隙を狙われるリスクがあるということに注意する必要があります。

3- 地上戦について 地上ジャンプ - shizuku0の日記

 

2-3.中央台を使う

相手キャラが地上にいて自キャラが中央台にいるときに、
相手キャラの攻撃範囲には入っておらず、相手キャラは自キャラの攻撃範囲に入っている場合、中央台を使ったライン攻めが成立します。

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DKがピカチュウの攻撃範囲から逃れるには、崖端に行くしか無く崖端にDKを追い込んで台から降りることでラインを詰めた状態を作ることができます。

 

本章はここまでです。次章ではラインを詰めた後のお話をします。

⇒全キャラに広げて書こうとするとあまりにも抽象的になるので諦めました。

 ピカチュウのライン攻めという形で後日書く予定です…